現在は2023年初め。2016年から運動を再開し、走りはじめた。では、その数年間、短距離走(100m走)ではどんな結果を出せたのか?
マスターズ陸上に参加したのは2018年から。その5年間を振り返ってみて、今後の方向性について考えてみたくなった。
「35~60才の場合、100m走は1年に0.06秒ずつ遅くなる」という研究結果の論文があった。一気に衰えたり、長い間記録を維持できる、ではなく、”一定のペース”で遅くなっていく。それが、1年につき0.06秒。
自分の場合はどうだったか。簡潔にするため、2018年から2022年までの、年度ごとの100m走の平均値を計算してみた。
2018年度・・・13.73秒
2019年度・・・13.79秒 0.06秒↓遅くなった
2020年度・・・13.94秒 0.15秒↓
2021年度・・・13.90秒 0.04秒↑
2022年度・・・14.03秒 0.13秒↓
2018年から2022年の4年間では0.3秒遅くなった。論文の、”1年につき0.06秒”に近い数値が出た。
これは面白くない結果が出た。そして自分は思った。
『初心に戻ってやり直そう。買ったけどほとんど読まなかった本を読んで出直そう。どんぶり勘定のような適当な動きではなく、精密な動作を心がけよう』と。
今度こそ向上しようと、再出発を誓うのだった。