2022年6月5日（日）県民公園太閤山ランドにて「2022いっちゃんリレーマラソン」が開催された。コロナ感染状況は比較的落ち着いていて、心配された天候も大丈夫だった。いっちゃんリレーマラソンは会社の行事で参加した。グループ企業3社で3チームを編成しての参加だった。
会場までの移動は2台のバス乗り合いだった。早朝6時30分くらいに会社に集合、テントなど荷物の積み込みを手伝った。7時に出発し数十分後、太閤山にランド着いた。
さて参加するにあたって、肝心の走力はどうだったのか？どのくらいの準備ができたのか？3年前、2019年においては、本番の2週間前に近所の運動公園のコースにて2.1kmのタイムを測ったが、このときは8分10秒。そして今年は（同じく本番2週間前で）8分00秒。約10秒速いだけだった。7分30秒ほどで本番に挑みたかったが、冬場の故障の影響で練習不足になってしまった。年齢による衰えもあるから（年齢による衰えは約5秒程度か）、なんとか満足できる仕上がりではあった。
ちなみに、今回は1周目と17週目、計2周を走る事になっていた。
↑スタート直前の写真。会社の人が撮影したものを拝借した。感謝申し上げます。
↑コース図。（1周約2.1kmとホームページにあるが、実際は2030～2040m程？）
今回は早めにスタート地点に来て開始を待った。人が少ない方が走りやすいからだった。3年前は周りが人で密集していて走りにくかった。追い抜かそうにも人が多く、人の間を縫うようにして走らなければならなかったのだ。
・・・いよいよスタートの時間だ。スタートの合図（号砲）はタレントの安田美沙子さんだ。カウントダウンが始まる。「5，4，3，2，1，スタート！」
走りだす。ゲートをくぐり、図の”スタート地点”に出たところで腕時計のストップウォッチを始動する。第1コーナーまで約300ｍ、緩やかな登り坂だ。道幅が広いので出来るだけ多くの人を追い抜いておきたい。あまり飛ばしすぎないようにしつつ、どんどん追い抜いていく。今のところ順調なようだ。第1コーナーを左に曲がる。少し進むと会社の応援の方たちがいるテントの前を通りすぎる。応援の声を掛けてくるが、あまり余裕がないので軽く会釈しただけで通過する。徐々にランナー同士の間隔が広がって走りやすくなる。自分の数メートル前方に2人がいるが、いずれ追い抜けるだろう。
図の”水辺の広場”付近を通過する。”0.9km地点”の看板も実際にある。ちらりと腕時計を見る。まだ3分弱だ。想定より速い。練習時なら、3分15～20秒でもおかしくないが、「本当に正確に0.9kmの地点なのか？？」と思うだけで、そのままのペースで走り続ける。
図の”女池”付近を通過。腕時計をみるが3分40秒ほどか？スタートと地点から約1.1km（約半分強の距離）とあるが、1.05kmなのか1.14kmなのか幅がありはっきりしない。けっこう速いタイムのような感じはするが、そのままのペースで走り続ける。
「妙だ。」前方の2人に付いて走っていくが、一向に追い抜けない。前方の2人が速いのか、それとも自分が遅いのか？
左右に4回ジグザグ曲がって直進すると、”1.5km地点”の看板が見えてくる。
「1.5kｍの通過タイムは？今度こそどのくらいのペースで走っているのかはっきりする。」・・・そして腕時計を見る。「5分11・・・12秒・・・！！！」
「やってしまった！！！あまりにも速すぎる！想定では1.5km地点通過タイムは5分30～35秒。5分30秒でも速いペースなのに、5分11秒で走ってしまった！残り体力はすでに無い！」
そう思った直後、ガクッとペースが落ちてくる。やまぶきコーナーからさらにきつくなる。やまぶきトンネルは登り坂だ。「スピードが遅くなる・・・」気は焦るが、ノロノロとしか走れない。「頼む、あと少し・・・あと少しもってくれ・・・！！」
”トンネル出口”を通過。急な下り坂になる。だが疲れているのでスピードは出ない。そして再びスタート地点を通過する。タイムは7分41秒。（号砲が鳴ってからスタート地点まで出るのに約10秒かかったので正式記録上は7分51秒）これがコース1周に要した時間だ。そんなに悪くないタイムのようだ。
フラフラになりながらリレーゾーンでタスキをつなぐ。呼吸が苦しく、倒れ込む。
↑1周目と17周目が自分。
結果：チームでは1番速かったが、グループ会社3社の中では2番目だった。最速の方は7分33秒で今年20歳の元陸上部（中距離）だった。
↑賞金1万円を獲得。
↑くじ引きで商品を得た。計2周したので2回引けた。
来年は「グループ会社最速の座」の奪回を目指す。実現するかどうか乞うご期待！
